秋が濃くなる公園、冬へ向かう街
2013年 10月 18日
朝は寒くなってきた。
外へ出ると、木枯らしのべべのような風が吹いている。
紅葉がまた進んでいる。秋が歩いている感じね。
寒いせいか、公園を散歩している人がいない。
カジノキの前を通って
イチイのアーチにも実がついているなと思って
振り返ると、芝が白く輝いている。
今日のポプラの足元には、落ち葉の山
かっちゃんは、落ち葉の山に吸い寄せられちゃうね。
今日のユリノキの下では、風に葉っぱがひらひら遊んでいる。
イチイの全身に実がついた。
この赤い実に触ってみると、グミのような感触だった。
ハンカチの木も色づき始めた。
プラタナスを下から見上げたら、黒くなった実がとても美しく見えた。
一日一日、秋が進んでいるな。
秋の先には冬があって
いち早く紅葉を見せてくれた木々は
すでにたくさんの葉を落としている。
落ち葉がとてもきれいね。
さて、かっちゃんはお留守番で、街へ向かう。
驚いたのは、すでにクリスマスのイルミネーションが設置されていたこと!
点灯されるのは、まだまだ先だろうけれど・・・早すぎるんじゃないかな。
そうそう、今は菊の花の季節よね。
11月1日の Toussaint トゥサン 諸聖人の祝日 に向かって、街には菊の花が飾られる。
この日にはお墓参りに行くのが一般的で
今日からは、Toussaint の ヴァカンスが始まった。秋休みですね。
日本のお盆休みに当たるかな。
Toussaint の時季は、お天気がよくない。
曇って寒い天候のことを指す Un temps de Toussaint トゥサンの天気 という表現があるくらいだ。
蔦が壁に絵を描いている細い道を通って角を曲がると
びっくりするくらい大きなカテドラルが現れる。
ガロロマンの城壁を支えるのも大変だな・・・と城壁の小道を通って
青い扉のお宅のいつもの赤い蔦は、そろそろ散り始めて
姫りんごどおりで迎えてくれたのは、親子の2匹。
上手に寄り添ってるね。
「畑活動の疲れにより、本日、あたしは休養日。スースースー。」 ^^
十三夜のお月さまが、おやすみーって声をかけてくれたね。 ^^
そうそう、今日のお散歩のお土産は
刺繍の森の木と一緒。
あちこちから、雪の便りも聞こえ始める季節が始まった10月半ば、
ちょうど秋の真ん中かな。
by echaloter
| 2013-10-18 23:41
| 日常の特別