公園のカジノキの秘密
2013年 07月 13日
いつもの公園にとてもエレガントな姿の木があって
なんの木だろうと気になって
しばらくして名札がついて
この木が、Broussoetia papyrifera カジノキ だとわかったのは
去年の春のことであった。
それから、また時が経って
先日の七夕の日にetigoyaさんのところで〝七夕に梶の葉〟のことを知り
そこで紹介されていたhiinaさんのところの七夕の記事を読んで
不思議で素敵な形をした梶の葉は興味深いわね!と思いながら
「あれ、梶の葉ってカジノキの葉のことかしら?きっとそうよね!」
と気がついた。
それで、9日の日に散歩しながらこの木を観察したのだが
おもしろい実は今年もついているけれど、葉っぱはね
丸みを帯びた葉ばかり
あの独特の形をした葉は見当たらない。
カジノキにもいろんな種類があるのかなと思ったら
カジノキの葉には、いろんな形があって
一本の木でもいろんな形の葉をつけるらしいことがわかった。
そこで、今日も散歩中に
あの形の葉がどこかにあるはず!とカジノキを見上げて
見下ろすと!
「おおーーっ!」
目の前にあった。
これです、この形!
大きな木についている葉は、丸いものばかりだったけど
この木の周囲に生えている若い木についている葉は、この形なのだ。
不思議発見!そんな気分であった。
再び大きな木の葉を見てみると
中にはいびつな葉もあって、これから変化が起こりそうな気がしないでもない
そんなカジノキは
実に観察のしがいのある樹である。
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追記 翌日14日に見つけた葉っぱたちもいろんな形をしていて、非常に興味深い!
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公園の昼顔
姫りんご通りのタチアオイ
街中のブッドレア
皆清々しい夏の顔。
植物は興味深いね。
by echaloter
| 2013-07-13 23:59
| 植物の名前