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by echalote
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  樹     吉野 弘


      人もまた、一本の樹ではなかろうか。
      樹の自己主張が枝を張り出すように
      人のそれも、見えない枝を四方に張り出す。


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      身近な者同士、許し合えぬことが多いのは
      枝と枝が深く交差するからだ。
      それとは知らず、いらだって身をよじり
      互いに傷つき折れたりもする。
      仕方のないことだ。


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      枝を張らない自我なんて、ない。
      しかも人は、生きるために歩き回る樹
      互いに刃をまじえぬ筈がない。


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      枝の繁茂しすぎた山野の樹は
      風の力を借りて梢を激しく打ち合わせ
      密生した枝を払い落とす・・・・・と
      庭師の語るのを聞いたことがある。


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      人は、どうなのだろう?
      剪定鋏を私自身の内部に入れ、小暗い自我を
      刈りこんだ記憶は、まだ、ないけれど。


                        吉野 弘 詩集  『贈るうた』より



先日亡くなられた詩人の吉野弘さんの「祝婚歌」がニュースで取り上げられ
いつも遊びに行くMikiさんのブログでは、「奈々子に」が載っていた。
私は、この詩「樹」を記しておきたいと思った。


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マレで土や木々と付き合うようになって
私も、風が木々の枝の自然の剪定をしてくれるということを知った。

人々の間、人の内にも、こうした激しくてもいい風が吹いてくれたらいいな。


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2月2日は、びっくりするような大きな雲との散歩道

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その雲の間に青い空

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樹に写るやさしい影

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日曜の午後は、たくさんの人が散歩をしている。

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そう、今日は日曜日

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こちらの日曜の夜11時は、日本の月曜の朝7時。

インターネットサイマルラジオのサイトへ行って
鎌倉FMの listen をクリックすると・・・
 『おはよう鎌倉』毎週月曜日のパーソナリティMikiさんの声が聞こえてくるのです。

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フランスにいるのに、日本のコミュニティ放送局のラジオを聴くことができるなんて
なんだか未来に生きてるような気がしちゃうね。

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さて、今日はどんな曲が流れるかな。どんな話題で盛り上がるのかな。
鎌倉にはどんな空が広がっているかな。

暦の上では春がやってくる今週、元気な週になりますように♪


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「あたしは、まだ真っ白ふわふわで、いい子におとなしく遊んだ日曜日でした。」 ^^
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by echaloter | 2014-02-02 23:22 | 風によせる言葉

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晦日になった。

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下のマレの浸水の状況は昨日とほぼ変わらず

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これ以上はひどくならないように願う。

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この辺りの畑にやってくるマレの人は

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特に嘆くこともなく、淡々としているように見える。

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みな慣れているのだな。

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子どもの頃からマレで野菜作りを手伝ってきたという高齢のマレ仲間もいるからな。

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朽ちた木をこうやってベンチのように置いておくのもいい。

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畑のお隣の二コルおばさんも
おじいさんに連れられて子どもの頃から畑に来ていると聞いた。

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年の瀬の穏やかなマレ

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空と木々と土と水と・・・毎日の変化するものが集まっている。

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グレーの空に揺れる木もいい。

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この空の灰色も、ぞくぞくっとするくらいいい。

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奥に見える木々たちが、揃って蔦に覆われているのがおもしろい。

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風に雲が流れている。

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我が島のそばに白鳥が見える。

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黒い雲が西から風に乗ってやってきた。
こういうとき、マレの人たちは「 Ca tourne. 」と言う。
天気が変わるよ、風向きがかわったね、雲行きが怪しいね・・・
そういうような響きに聞こえる。

tournerは、基本的に「回る」の意味だ。
マレの広い空を見ると、雲がマレの上で大きく回ってるように見える。

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tournerは、興味深い動詞だ~
雲が回って、天気が変わって、雲を追っていると目も回りそうで・・・

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ヤドリギは、そんな空を見上げてるんだな。

のんびりそんなことを思っていたら、天気が変わって!
大粒の雨が降ってきた!

走れ! 走れ!傘がない!今日に限って持ってこなかったぁ。

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そして家の近くまで来たら、向こうに明るい空。
雲が回ったのか、私たちが回ってきたのか・・・

明るい空の下、グレーの空の下、雨の下
いろんな空の下で過ごして、この一年も過ぎていく。

新しい年も同じだな。
でも、きっといい風がたくさん吹くぞ。

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怪しい風は、プラタナス並木が防風林となって追い払ってくれるに違いない。



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  「あたしは、昨日の畑仕事でくたくたです。
  今日は体力を蓄える日。
  そんな日は、いっぱいいびきをかきます。
  でも、いい匂い!どうやら
  黒豆らしきものと昆布巻きらしいものが
  お鍋でぐつぐつ言ってるらしい~」 ^^
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by echaloter | 2012-12-30 23:27 | 風によせる言葉

新しい年がよい年となりますように





そう願いながら口ずさみたいなと思いました。^^
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by echaloter | 2012-12-30 06:06 | 日常の特別

2012年6月10日

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日本語 ・ 接続詞 ・ 書き言葉 及び 話し言葉   「なので」
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おととし、2010年の秋から日本語の衛星放送を見るようになった。
日本のテレビ番組のうちから、この放送局が選んだものを放映しているので、与えられた番組をこちらが見る形だ。
NHKの番組が多く、他に他局のものも少々、見ることができる。
ニュース、報道番組は、同時刻あるいは即日、ルポルタージュ、ドラマ、バラエティーなど、時には、実際の放映日時から半年以上たったものが流れる場合もある。

フランスに暮らしながら、こんな形で日本語環境がもどってきた。
この町に住んでると、耳から入ってくる日本語は、多少の電話とこのテレビからだけだ。


2010年の秋、こうして日本の番組を見始めた頃は、食い入るようにテレビに映る日本の景色を見たり、ニュースを見て聞いた。

そんな中で、すぐに気がついたことは、私が日本に住んでいた1998年以前には、それほど耳にしなかった「ビジネスチャンス」と「科学」の2つの言葉が溢れていることだった。
今の日本の社会を遠くから見ていて、確かに現在もこの2つの分野が中心に動いているように思える。日本だけじゃなくて、きっと世界中がそうであろう。

しばらく前から、こうやって日本から離れているからこそ感じられることを大事にして、その時々に気になる言葉を記録しておこうかなと思うようになった。

「なので」、ようやく書き出してみることにした。


ここまでは、〝気になる言葉の木〟の根っこの部分のお話。
この木に、言葉の葉っぱを少しずつつけて、いろんな考えや思いを幹にして、ゆっくりじっくり育てていくのを楽しもうと思う。
私は言葉の専門家ではないので、とんでもないことを言ってしまうかも知れないけれど、あーでもないこーでもないと自分の頭や心の中に浮かんできたことを書き出すことを楽しみたいと思う。


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「なので」 を、話し言葉の中で、単独の接続詞のように使われてるのを始めて聞いたのは、おととし日本語衛星放送を見始めたときで、科学番組の女性司会者が頻繁に使っているのが気になった。

それから、テレビの中の話し言葉でよく耳にするようになり、ここ最近になって、書き言葉の中でもあちこちで使われていることに気がついた。

今のところ、ブログやメールなど、私的な文章の中に見かけるだけだが、つい数日前、ニュースの中でも「なので」を使っていたので、そのうち公的な文章の中でも使われるのが当然になっていくのだろう。

以前は、「ですから」「だから」「それで」「そういうわけで」・・・と言っていたところを、「なので」を使うようになってるみたいだ。

「ですから」も「だから」も、文末の「です」「だ」に「から」がくっついて、文から離れて接続詞になったのではないか、と想像できるから、「なので」が文末(句読点の前と言う意味で)から離れて、単独で接続詞のように使われるようになるというのも、あり得て当然なんだろう。

でも、聞きなれないと、なんか変な感じがするものだ。


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モクゲンジ 6月8日撮影

木の下のパネルに貼られているのは、10日に行われる国会議員選挙の候補者のポスター

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by echaloter | 2012-06-10 23:50 | 気になる言葉たち

公園の中に生えている木で、名前がわからず、いろいろ調べたり聞いたりしていた木々の名前が、ようやくわかった!まるで、その木々の名前を知りたがってる私のために?!かのように、公園が名札を付けてくれたのだ。いや、名前を知りたい人がたくさんいたに違いない。「待てば回路の日和あり」と、実に嬉しいできごとである。


とても魅力のある姿のすべすべした木は、カジノキだった。

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学名は、Broussoetia papyrifera
フランス語では、Mûrier d'Espagne スペインの桑の木 とか  Mûrier à papier 紙の桑の木 と呼ばれているようだ。

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日本語では、カジノキ(梶の木)、クワ科コウゾ属だそうだ。神木として尊ばれ、神社の境内などに多く植えられているそうだけど、日本で見たことがないな。気がつかなかっただけだろうか。

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「季節の木」というサイトのカジノキの説明には写真がたくさん載っていた。



実を付ける菩提樹の木の手前にある木は、アメリカトネリコ Fraxinus americana であった。

日本語で、アメリカトネリコ、ホワイト・アッシュとも呼ばれているそうだ。モクセイ科トネリコ属。

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フランス語では、Frêne blanc, Frêne d'Amérique, Franc Frêne と呼ばれている。

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ヒマラヤスギにも

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白樺にも

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名札がつけられた。


カジノキ、白樺 3月30日撮影
アメリカトネリコ、ヒマラヤスギ 3月31日撮影
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by echaloter | 2012-04-03 23:46 | 植物の名前

公園のそばに咲いているボケの花

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3月24日撮影


フランス語ではなんていうのだろう。

ちょうど見ていた園芸雑誌に、ボケによく似た花が出ていた。

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cognassier du Japon  Chaenomeles japonica と書かれている。

cognassierだけだと、マルメロの木だ。

ボケの学名は、Chaenomeles speciosa だとわかった。


ボケ 木瓜 について詳しく「季節の花300」に載っていた。

Chaenomeles が、ボケ属、 speciosa が 、美しい、華やかなという意味で

Chaenomeles(カエノメレス)は ギリシャ語の「chaino(開ける)+ melon(リンゴ)」が語源で、”裂けたリンゴ”の意味だそうだ。

植物も、植物の名も興味深い。



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3月26日撮影




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3月26日撮影


川沿いにあるこのお宅の黄色い花もなんだろうとずっと知りたかったけど
どう考えても、レンギョウ Forsythia に見える。
ただ、一本の木のようなレンギョウは見たことがないので、違うのかなと考えていた。


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3月26日撮影 プレフィショー公園にて


でも、公園に生えているレンギョウや写真などを見ながら、剪定の仕方によっては
一本の木のようになりえるようだ・・・とわかった。
ということで、この川沿いのお宅の黄色い花は、レンギョウ!という結論にする!
ほんとは、近くで見られるといいんだけど。


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テラスで、ゆっくり冷たい飲み物を飲みたくなる季節になってきた。

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by echaloter | 2012-03-26 23:01 | 植物の名前

小さな春が続く


青い空が見えてるけど、風がとても冷たい。

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あれ、レンズの一部が曇ってる・・・

飛行機雲と雲が追いかけっこをしているみたいだった。


おお、こっちはおおっきな雲だ。

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ちょっと怪しげだな。


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   「 くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の
     
針やはらかに春雨のふる 」   正岡子規



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春は特に歌や句が似合う気がする。
個人的に特に3月はそう感じるのだ。^^

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芝生に白くぽつぽつ見えるのは

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Pâquerette パクレット デージーの花だ。
Pâques パック イースターの頃に咲くのでこの名前がついてる。
今年のパックは、4月8日。
すでにパックのための卵の形などのチョコレートの広告も入ってくる。

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啓蟄というには寒い日だった。

散歩から帰ってきたら、家の前をリスが横切って隣の家の壁を登っていった。
公園のリスのりっちゃんかしらね~
ここまでお散歩しに来たのかな。

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かっちゃん、寒いときと怖いときは小さくなります!午後は雨になりました。
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by echaloter | 2012-03-05 23:57 | 日常の特別

Apéritif アペリティフに


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乾杯のお供に
mini-feuilletés d'escargots
エスカルゴのプチパイ!

エヘへ、これは、出来合いのものをオーブンで温めただけ。
パイの中に、エスカルゴ、にんにくとパセリの入ったバターソースが入ってる。
エスカルゴの貝に入ってるよりも食べやすくて、いいのであ~る。

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元日、発泡酒のBlanc de blancsブラン・ドゥ・ブラン Brut 辛口に
エスカルゴのパイはよく合ったのでござる。


ちょっと酔っ払いながら・・・ 
今年はもっとフランス語と仲良くしたい!と、急に思ったのじゃ。
そうすれば、おいしいものがもっとおいしく、楽しいことがもっと楽しく・・・
そんな風になる気がしたわけであ~る。




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貝と書いて思い出したことは、
南仏に住んでいたとき
その町のles halles レ・アール 屋内常設市場でおちゃらけ家族のジャンが働いていたこともあって
そこにはたくさん友だちがいて
その中には、りんご姫がマダム&ムッシュー ブジーグ と呼んでいたご夫婦がいて
その二人が売っている新鮮ブジーグの生蠣をよく食べていたことだ。


Bouzigueブジーグは、南仏のHéraultエロー県にあり、地中海に通じるétang de Thau トー池の北側にある町で
ムッシュー ブジーグは、朝、その池に自分でもぐって貝をとりお店まで持ってきていた。
これ以上新鮮な貝はない。

それは地中海の蠣の味だったわけである。

今、住んでいるフランス中央の町で売られているのは
大西洋から運ばれてくる蠣だ。

年末にニュースで、南仏のトー池の蠣が人気だというのを聞いた。
ソーラーシステムで、蠣を池から吊り上げて空気にさらしたり、また池に戻したりする方法で
大西洋の潮の満ち干を蠣に体験!させることができるそうで
そうすることによって身が引き締まったおいしい蠣ができるとのこと、
それが評判になって今は、このトー池の蠣に遠方からも多くの注文が来てると伝えていた。

蠣の味比べがしてみたくなるとともに
このソーラーシステムの使い方が、
ある場所の自然の状況を別の場所の自然に伝えることになるわけだな
と、妙にいい考えだな・・・と頷いてしまったのであった。
まあ、養殖もソーラーシステムも技術だから、どこまで自然といえるかは人それぞれの考え方かもしれないけれどねっ!

ソーラーシステムを使ったトー池での試みについて
2009年の映像があったので、
風景だけでも見ながら
冬の最中、南仏の風とトー池の蠣を目で味わおうではありませんか~???
オツな味がしますよ、きっと。

そして、このインタヴューを受けてるおじさんの南仏なまり・・・
りんご姫には懐かしいのと、
地方にあるそれぞれのイントネーションっていいものだなと思うのでありました。







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今日は、フランス語と仲良くしておいしく楽しくするためのアペリティフの記事になりました。
これから、どんなふうに仲良くなるのか、おいしくなるのか、楽しくなるのか・・・
気まぐれに、気ままに、お楽しみに~。

食事をはじめるときにいう「Bon appétit 召し上がれ」は、
もともと「よい食欲を」という意味なわけで
いや~、食欲は大事です。
今年も食欲を大事に過ごしていきましょう~ねっ。
腹八分目も大事だけどね。^^
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by echaloter | 2012-01-05 23:58