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by echalote
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カテゴリ:風によせる言葉( 4 )


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  樹     吉野 弘


      人もまた、一本の樹ではなかろうか。
      樹の自己主張が枝を張り出すように
      人のそれも、見えない枝を四方に張り出す。


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      身近な者同士、許し合えぬことが多いのは
      枝と枝が深く交差するからだ。
      それとは知らず、いらだって身をよじり
      互いに傷つき折れたりもする。
      仕方のないことだ。


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      枝を張らない自我なんて、ない。
      しかも人は、生きるために歩き回る樹
      互いに刃をまじえぬ筈がない。


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      枝の繁茂しすぎた山野の樹は
      風の力を借りて梢を激しく打ち合わせ
      密生した枝を払い落とす・・・・・と
      庭師の語るのを聞いたことがある。


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      人は、どうなのだろう?
      剪定鋏を私自身の内部に入れ、小暗い自我を
      刈りこんだ記憶は、まだ、ないけれど。


                        吉野 弘 詩集  『贈るうた』より



先日亡くなられた詩人の吉野弘さんの「祝婚歌」がニュースで取り上げられ
いつも遊びに行くMikiさんのブログでは、「奈々子に」が載っていた。
私は、この詩「樹」を記しておきたいと思った。


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マレで土や木々と付き合うようになって
私も、風が木々の枝の自然の剪定をしてくれるということを知った。

人々の間、人の内にも、こうした激しくてもいい風が吹いてくれたらいいな。


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2月2日は、びっくりするような大きな雲との散歩道

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その雲の間に青い空

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樹に写るやさしい影

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日曜の午後は、たくさんの人が散歩をしている。

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そう、今日は日曜日

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こちらの日曜の夜11時は、日本の月曜の朝7時。

インターネットサイマルラジオのサイトへ行って
鎌倉FMの listen をクリックすると・・・
 『おはよう鎌倉』毎週月曜日のパーソナリティMikiさんの声が聞こえてくるのです。

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フランスにいるのに、日本のコミュニティ放送局のラジオを聴くことができるなんて
なんだか未来に生きてるような気がしちゃうね。

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さて、今日はどんな曲が流れるかな。どんな話題で盛り上がるのかな。
鎌倉にはどんな空が広がっているかな。

暦の上では春がやってくる今週、元気な週になりますように♪


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「あたしは、まだ真っ白ふわふわで、いい子におとなしく遊んだ日曜日でした。」 ^^
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by echaloter | 2014-02-02 23:22 | 風によせる言葉

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晦日になった。

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下のマレの浸水の状況は昨日とほぼ変わらず

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これ以上はひどくならないように願う。

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この辺りの畑にやってくるマレの人は

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特に嘆くこともなく、淡々としているように見える。

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みな慣れているのだな。

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子どもの頃からマレで野菜作りを手伝ってきたという高齢のマレ仲間もいるからな。

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朽ちた木をこうやってベンチのように置いておくのもいい。

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畑のお隣の二コルおばさんも
おじいさんに連れられて子どもの頃から畑に来ていると聞いた。

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年の瀬の穏やかなマレ

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空と木々と土と水と・・・毎日の変化するものが集まっている。

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グレーの空に揺れる木もいい。

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この空の灰色も、ぞくぞくっとするくらいいい。

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奥に見える木々たちが、揃って蔦に覆われているのがおもしろい。

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風に雲が流れている。

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我が島のそばに白鳥が見える。

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黒い雲が西から風に乗ってやってきた。
こういうとき、マレの人たちは「 Ca tourne. 」と言う。
天気が変わるよ、風向きがかわったね、雲行きが怪しいね・・・
そういうような響きに聞こえる。

tournerは、基本的に「回る」の意味だ。
マレの広い空を見ると、雲がマレの上で大きく回ってるように見える。

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tournerは、興味深い動詞だ~
雲が回って、天気が変わって、雲を追っていると目も回りそうで・・・

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ヤドリギは、そんな空を見上げてるんだな。

のんびりそんなことを思っていたら、天気が変わって!
大粒の雨が降ってきた!

走れ! 走れ!傘がない!今日に限って持ってこなかったぁ。

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そして家の近くまで来たら、向こうに明るい空。
雲が回ったのか、私たちが回ってきたのか・・・

明るい空の下、グレーの空の下、雨の下
いろんな空の下で過ごして、この一年も過ぎていく。

新しい年も同じだな。
でも、きっといい風がたくさん吹くぞ。

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怪しい風は、プラタナス並木が防風林となって追い払ってくれるに違いない。



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  「あたしは、昨日の畑仕事でくたくたです。
  今日は体力を蓄える日。
  そんな日は、いっぱいいびきをかきます。
  でも、いい匂い!どうやら
  黒豆らしきものと昆布巻きらしいものが
  お鍋でぐつぐつ言ってるらしい~」 ^^
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by echaloter | 2012-12-30 23:27 | 風によせる言葉

凩がつくる冬枯れの景色


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小雨の降る朝

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音を立ててプラタナスの葉が落ちてくる。

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凩、こがらし、木枯らし。

風が吹いて季節が大きく動く。

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公園の空を見上げると、木々の枝だけがグレーの空を囲んでいる。

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プラタナス並木にも冬がやってくる。

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プラタナスのカーテンも薄くなって、対岸の景色がよく見える。

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落ち葉を踏みしめて歩く先には

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さっぱり散髪されたポプラの木

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向いには、ふわっとしたスタイルのメスのポプラの木

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実のならない菩提樹の木は、葉がなくなる冬はごつごつの木。

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モミジバフウの落ち葉には、今日は赤い葉が多く見える。

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菩提樹の葉陰からブナの木を覗く。

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柏の木の葉陰からは、マロニエ、ユリノキ、ポプラが並んで見える。
すっかり冬枯れの景色だ。

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あんなにたくさんついていて大きな葉やマロンは、全部落ちてしまったのだな。

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スイカズラの実が黒々と輝き

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バラの木が落ち葉を受け止め

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アメリカトネリコの落ち葉がプラタナスの落ち葉を受け止める。

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「ふ~

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本日の散歩も長かったぁ~。夕方の部は次へ続く・・・」^^
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by echaloter | 2012-11-21 22:43 | 風によせる言葉

霜月初めの風と雨


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Novembre 11月 霜月は、風と雨の朝で始まった。

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「みなさん、おはようございます。あたしの11月、何回マレへ行けるのでしょうか・・・
心配だな・・・あたしが掘った、あの傑作の穴の続きを掘るのはいつになるかな・・・」^^


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真っ赤になった姫りんごの実が雨に濡れて、少し明るくなった空に輝いている。


夕方、風と雨が収まったので公園まで行くと

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夕陽に包まれた公園の門は閉まっていた。

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11月は17時半に公園の門が閉まるのだ。早いな。

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公園の周りをぐるっと廻って、街の方の空を見上げる。

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秋は夕暮れ。美しい。

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春の風

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<4月11日撮影>




夏の雲

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<7月8日撮影>




秋の空

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<9月17日撮影>




冬へ向かう光

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<10月31日撮影>




月々のことを風によせる言葉として、書いておこうと思ったのは4月のことだったのに
風に吹かれて、もう11月になってしまった。
また風に吹かれて、先へ進もう。^^

冬へ向かっているのは確実だから、寒くて強い風が吹く日も多くなるだろうけれど
11月も穏やかな日々でありますように。
みなさんの毎日も穏やかでありますように♪
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by echaloter | 2012-11-01 23:37 | 風によせる言葉