キッチン暦 秋① pêche ぺッシュな日々
2012年 09月 27日
マレの仲間から、桃をたくさんもらった。
果物の香りはどれも好きだけど、桃の香りは、特に優しくて穏やかでいいな。
フランス語で桃は、pêche ぺッシュ。
J'ai la pêche. ジェ ラ ぺッシュ. というと、 直訳だと、私は桃を持っている・・・
これは、話し言葉で「私は元気!やる気がある!」の意味になる。
桃をもらって、J'ai la pêche!元気いっぱい、嬉しいのだ。^^
そして、ご近所さんからは、Figue フィーグ いちじくの瓶詰めをいただいた。
そこで、以前から試してみたかったレシピで、桃といちじくのジャムを作ってみた。
きれいな色に仕上がった。
レモンとシナモンも加えてあるので、さわやかでおいしいコンフィチュール。
この秋の新作~、そんな感じの味である。
ミラベルのジャムをあげた友人からは、「じゃ、これ味見してみて」とブラックベリーの実がたくさん入ったジャムをもらった。それぞれが作ったジャムの味が楽しめるジャム交換は、毎年の楽しみだ。
ところで、pêcheには、もうひとつ意味があって、それは「釣り」。
釣りをするは、pêcher ぺシェ。
マレの仲間には、釣りをする人も多く、釣りたてだという鱒をもらった。
三枚におろして、ムニエルにして
畑の大根をたくさんおろして、ちょっとレモンとちょっとお醤油をかけて・・・
あーー、おいしい。
新鮮なお魚は、身がほろほろっとなるのよね。
新鮮な鱒、鱒寿しにもできるかな。
かっちゃんの誕生日の頃には、ハニースパイスマフィンを作って
一緒にちょっと味見をしたのよね~~。
「ほんのちょーっとだけね。。。
どうみても、母さんが食べてるもののほうが、あたしのドックフードよりおいしそうに見えるんだけどな・・・ちょっとずるい気がするんだけどな・・・」
公園では、スイカズラの実がなっていた。
街路樹の木々の葉が色づいていくのを見るのはとっても楽しい。
街では、ジョルジュサンド広場が夕陽を浴びていた
そんな9月の終わりである。
by echaloter
| 2012-09-27 22:26
| 日常の特別